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1月商業景気「後退傾向」、Q1が谷底か


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年3月8日_記事番号:T00062356

1月商業景気「後退傾向」、Q1が谷底か

 商業発展研究院(商発院、CDRI)が7日発表した1月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務景気指標(ISI)」は前月と同じ93ポイントで、景気信号は3カ月連続で後退傾向を示す「黃青」だった。同指数は、景気後退の「青」に転落した昨年10月を除き、昨年3月から「黃青」が続いている。黄兆仁政策所長は、3月から製造業が需要期に入り、卸売業や物流業が恩恵を受けるほか、夏季休暇は小売業、飲食業の需要期で、今年の景気の谷底は第1四半期と予測した。8日付工商時報などが報じた。

 1月の商業服務景気指標を構成する3項目のうち、「労働力・賃金」は98ポイントで前月から3ポイント上昇、「証券市場」は97ポイントで横ばい、「経営状況」は96ポイントで2ポイント下落した。

 商発院は、2月は春節(旧正月)や228和平紀念日(2月28日)の連休で卸売業と小売業の売り上げが見込め、商業服務景気指標は前月比2ポイント上昇の95ポイントと予測した。3月は消費者の購買意欲が低下し、93ポイントと予測した。