ニュース 電子 作成日:2016年3月9日_記事番号:T00062393
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が8日発表した2月連結売上高は前月比15.3%減、前年同月比27.5%減の205億7,000万台湾元(約705億円)で2009年2月以降で最も低かった。大型パネル出荷枚数は707万枚で前月比9.5%減少した。2月は非需要期であること、春節(旧正月)連休などで稼働日数が少なかったことが影響した。ただ同社は、第2四半期は新機種向けの受注があることや、下半期はオリンピック需要の波が来るとみており、第1四半期が今年の谷底であるとの見方を示した。中小型パネルは1,164万枚と前月比2.4%増だった。9日付経済日報が報じた。
中堅パネルメーカー、中華映管(CPT)が同日発表した2月売上高は27億9,600万元で、前月比18.3%減、前年同月比26.6%減だった。大型パネル出荷枚数は前月比55%減の6万枚、中小型パネルは1.8%減の3,184万枚だった。
中小型パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)の2月売上高は10億1,600万元で、前月比27.7%減、前年同月比24.3%減だった。台湾南部地震の影響で2月の出荷量は当初の予測より50%も減少した。影響は今月も続き、正常な水準に回復するのは4月になる見込みだ。
市場調査会社IHSは、北米と欧州で依然続く在庫過多により、今年の初めはテレビ用パネル需要が減り続けると分析した。
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