ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

大日本印刷と元太、製品開発・販売で提携


ニュース 電子 作成日:2016年3月9日_記事番号:T00062395

大日本印刷と元太、製品開発・販売で提携

 大日本印刷(DNP)は8日、電子ペーパー世界最大手の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)と提携し、セールスプロモーション、セキュリティー分野での新製品開発と、日本、東南アジアを中心とするグローバル市場での販売を共同で進めると発表した。


「Prism」搭載の「DNPかんたん組み立てPOPぱぱっとポップ」(大日本印刷リリースより)

 具体的には、元太の電子ペーパーを搭載した新製品を開発し、流通、小売、金融、交通の企業を中心とした大日本印刷の販売網で採用を働き掛ける。

 第1弾製品として、店頭POP「DNPかんたん組み立てPOP PaPaTPoPTM(ぱぱっとポップ)」シリーズに元太の電子ペーパー「Prism(プリズム)」を搭載して4月に日本で発売する「Prism」搭載の店頭プロモーションツールの日本発売は初めてとなる。

 また、近年、各種会員証やポイントカード、電子マネーカードなどが増加する中、ポイントや金額の残高、チケットやクーポンなどの情報をカード上に表示させ、利用促進につなげたいという企業のニーズが高まっていることを受け、近距離無線通信(NFC)対応の非接触ICカードに元太の電子ペーパーを搭載し、これらの情報をカード上に表示させる製品も4月に日本で発売する。

 大日本印刷は両製品の販売と周辺サービスへの波及効果を合わせ、2020年度(20年4月〜21年3月)に20億円の売り上げを見込む。

 なお両製品は東京ビッグサイトで開催中(8〜11日)の「リテールテックJAPAN2016」の大日本印刷ブースで紹介している。