ニュース 電子 作成日:2016年3月9日_記事番号:T00062397
台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)は8日、半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)メーカー、華東科技(ウォルトン・アドバンスト・エンジニアリング)の大株主で顧客でもある東芝が、保有する全てのウォルトン株4万9,300枚を譲渡すると発表した。東芝のウォルトン出資比率はゼロとなり、東芝がウォルトン董事会に派遣していた監察人1人も解任される。ウォルトンは、顧客とサプライヤーという関係は変わらないと強調した。9日付経済日報が報じた。
ウォルトンは、東芝から前もって連絡を受けており、譲渡先は共同で探したが、分散しているため発表していないと説明。同社株価への影響を抑えるため、市場外取引で譲渡するという。
東芝は昨年末、2015年度(15年4月〜16年3月)の連結最終損益が過去最大の5,500億円の赤字になる見通しと発表しており、家電や液晶テレビなどの事業で大規模なスリム化を進める計画とされる。
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