ニュース 金融 作成日:2016年3月10日_記事番号:T00062407
株式上場、店頭公開している金融持ち株会社15社の2月純利益が出そろい、合計158億700万台湾元(約550億円)、1~2月累計は345億4,900万元で前年同期比40.08%減少した。証券会社は、銀行事業が下支えしたものの、生命保険事業が不調だったと分析した。10日付工商時報などが報じた。
2月純利益の首位は、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)の24億7,700万元(前月比9.84%増)で、1月に首位だった国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)の21億5,000万元(前月比47.4%減)を抜いた。3位は兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)の21億800万元だった。
1~2月累計の純利益は上位から、▽国泰金控、62億4,000万元(前年同月比45.5%減)▽富邦金融控股、53億元(65.7%減)▽兆豊金控、48億7,500万元(8.5%減)──だった。
富邦金控傘下の生保、富邦人寿保険は2月純利益が3億6,000万元、1~2月純利益が10億1,000万元と前年同期比91%減少した。富邦人寿は、世界の株式相場が軟調で、有価証券の売却益が見込めないと判断して処分を見送ったためと説明した。
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