ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年3月10日_記事番号:T00062416
自動車業界では当初、春節(旧正月)明け後、徐々に消費者の購買意欲が高まると予想されていたが、3月に入っても依然として低調な販売状況が続いている。さらに今年は経済見通しが不透明な中、販売各社は景気がさらに冷え込む前に販売台数を確保しようと、販促を前倒しで実施している。10日付工商時報が報じた。
日産自動車の代理店、裕隆日産汽車は3月に入って以降、「スーパーセントラ」、「エクストレイル」、「ティーダ」の3車種について特別仕様車を優待価格で販売しているが、9日にはさらに貨物税減税措置による5万台湾元(約17万円)の値引きを含め、最高10万元相当の特典を提供する買い替えプランを発表した。
また韓国・起亜自動車の台湾総代理店、台湾森那美起亜も同日、新車への買い替えの場合、貨物税減税の5万円に加え、台湾生産車で5万元、輸入車で10万元をさらに値引きするキャンペーンを開始した。
相次ぐ販促強化について業界関係者は、既に各社が水面下で進めている優遇措置が表面化しただけで、最近の自動車市場の冷え込みの厳しさを反映したものと指摘している。
裕隆日産の買い替えキャンペーンは3月末まで(同社リリースより)
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722