ニュース 電子 作成日:2016年3月10日_記事番号:T00062420
NECは9日、交通部中央気象局(CWB)と、地震の早期検知に向けた共同実証を開始することで合意したと発表した。両者は、共同実証事業を通じ、台湾に適した、より優れた地震検出技術を確立し、将来の地震・防災に役立つシステムの開発を推進していく。
地震の早期検知の実証画面イメージ(NECリリースより)
本実証では、日本の緊急地震速報に活用されている多機能型地震計(明星電気製)を用いて、早期地震検出用ソフトウエアをレキオスソフト社と共同開発し、これを搭載した早期地震検知システムおよび中央気象局での解析結果の検証を行う。
NECは、日本の気象庁と過去20年以上に及ぶ地震・津波関連システム開発の実績を有し、地盤データなどから、震源の位置、規模(マグニチュード)を瞬時に測定し、震度や到達時刻を推定している。それらの情報を基に、緊急地震速報や津波警報として知らせる、世界でも最先端のシステム開発を行っている。
中央気象局は、高度な地震検知の技術を有し、地震発生後、学校や主要な政府機関にその状況をいち早く知らせる速報システムの運用も行う、世界でも数少ない高度な防災情報提供機関だ。
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