ニュース 金融 作成日:2016年3月11日_記事番号:T00062435
中央銀行の彭淮南総裁は10日、立法院財政委員会で業務報告を行い、「低金利時代には利下げによる投資促進効果は目立たないが、ホットマネーの流入を防ぐことはできる」と述べた。市場関係者は、3月24日の中銀理事監事連席会議で追加利下げを行う姿勢を示唆したものと受け止めている。11日付聯合報が伝えた。
市場関係者の間では、日本のマイナス金利導入や欧州のマイナス金利拡大を受け、台湾も追加利下げに踏み切るのではないかとの観測が高まっていた。
一方、蔡英文次期総裁が財界との会合で、「為替相場の産業発展に対する影響を放置しない」と述べたことに関連し、費鴻泰立法委員(国民党)が「中銀の独立性を尊重しないものではないか」と質したのに対し、彭総裁は「在任18年で十数人の行政院長と3人の総統は、中銀理事会が中央銀行法に基づき職権を行使することを一貫して尊重してきた。非常に感謝している」と述べた。
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