ニュース 公益 作成日:2016年3月11日_記事番号:T00062436
台湾電力(TPC)の第1原子力発電所(新北市石門区)2号機で10日午後1時10分ごろ、原子炉内の水位が異常上昇し、原子炉が緊急停止した。11日付自由時報が伝えた。
第1原発では1号機でも2014年12月、定期検査のために燃料集合体を移動中、上下の支持格子を支える連結部品が断裂する事故があり、稼働を再開できていない。このため、今回の緊急停止トラブルで、第1原発は2基ある原子炉が完全にストップした格好だ。
TPCは2号機について、「稼働再開まで1~2日かかる見通しだ」と説明した。同日夜段階で電力の供給予備率は10.35%あり、電力不足に陥る恐れはないとした。
行政院原子能(原子力)委員会(原能会)は「原発で水位の異常上昇による稼働中断は例がない。原因は現在調査中で、現時点では人為的ミスの可能性を否定できない」とコメントした。
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