ニュース 医薬 作成日:2016年3月11日_記事番号:T00062440
新薬研究開発(R&D)の基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)は、小児のRSウイルス感染症を防ぐバイオシミラー(バイオ後続品)を共同開発するため、オランダの非営利医薬品研究機関であるUCAB研究開発センター、欧州の同業mAbxience、サウジアラビアのSPIMACO、ブラジルのLibbsと提携した。11日付工商時報が報じた。
2019年の発売を目標として開発を進め、メディゲンはアジア、その他各社がアジア以外で生産・販売権を取得する。
提携先のうち、UCABが臨床試験を主導し、タンパク質薬で定評があるmAbxienceが生産とその後の技術移転を担う。
RSウイルス感染症の治療薬としては現在、メドイミューンの「シナジス」があるが、価格が高価で新興市場での普及は進んでいない。
メディゲンの張世忠董事長は「今回の提携は開発コストを下げ、差別化した価格戦略で新興国や低開発市場の医療需要を満たすことにある」と述べた。
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