ニュース 電子 作成日:2016年3月11日_記事番号:T00062445
通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)が10日、公式オンラインストアでスマートフォンの単体価格を「ゼロ台湾元」と誤って表示し、数百人が注文したことが明らかとなった。11日付蘋果日報が報じた。
遠伝は10日午前11時、LGエレクトロニクスのスマホ「K10」(原価6,000元=約2万1,000円)と、米インフォーカスの「M535」(原価7,000元)を、第4世代移動通信(4G)プランとのセット価格は99万9,999元、本体価格はゼロ元と表示して販売。誤表示は1時間余り続いた。
遠伝は、誤表示なので注文者にゼロ元で出荷できないが、おわびとして公式オンラインストアでのスマホ購入に使える2,000元分の割引券を贈呈すると説明した。
これについて注文者からは「誠意がない」との意見が出たが、「価格誤表示の商品購入は、故障した現金自動預払機(ATM)から何回もお金を引き出すのと同じ行為だ」と遠伝を擁護する声も上がった。
行政院消費者保護会(消保会)の呉政学副処長は、現行規定により、インターネット販売業者は2営業日以内に正当な理由を挙げれば注文を拒否できるが、遠伝の誤表示が正当な理由に当たるかは個別判断になると指摘した。
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