ニュース 電子 作成日:2016年3月11日_記事番号:T00062447
ガリウムヒ素(GaAs)ファウンドリーの環宇通訊半導体(GCSホールディングス)は11日、中国発光ダイオード(LED)最大手、三安光電(三安オプトエレクトロニクス)が同社に買収意向を提示したことを受けて、三安集団の傘下に入ることで三安光電側と覚書(MOU)を結んだと発表した。三安光電は2億2,600万米ドルでGCSの全株式を取得し、GCSは台湾での上場を廃止する。3月31日までに正式な買収契約を締結する予定だ。11日付蘋果日報電子版などが報じた。
ただ証券会社は、GCSはGaAsの他、リン化インジウム、窒化ガリウムなどの化合物半導体ファウンドリーサービスを行っており、一部の製品技術が国防・軍事関連分野に関わるため、米国と台湾政府の同意が得られるかは観察が必要との見方を示した。
三安光電は昨年よりGaAs分野の開拓を進めており、聯華電子(UMC)グループの聯頴科技(コパートナー・テクノロジー)から人材を引き抜いている。
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