ニュース 電子 作成日:2016年3月11日_記事番号:T00062449
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」を運営するグリーは10日、宏達国際電子(HTC)と日本におけるバーチャルリアリティー(VR)の業務連携で合意したと発表した。日本のテーマパーク、カラオケ、ショッピングセンターなどアミューズメント・レジャー施設に共同でVR体験を提供する。
グリーは、「HTC Vive」の最大の特徴は5メートル四方の空間を装着した状態で自由に動くことができる点で、開発者は動き回るものから着座で楽しむものまでコンテンツ制作に柔軟性を持たせることが可能と指摘した(グリー発表より)
グリーによると、企業の要望・設備環境を踏まえた上で、最適な形でのVR体験を開発・提供する予定で、HTCのVR対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「HTC Vive」をそのまま提供するわけでないという。
グリーはHTCとの提携を決めた最大の理由として、グリーの「アミューズメント・レジャー施設への導入を通して、日本のVR未体験者との接点を増やしたい」という要望が、HTCのニーズと合致したと説明。より多くの消費者に良質なVR体験を提供することで、VR市場の拡大と新しいエンターテインメントの創出に貢献していくと表明した。
グリーは2015年にVR事業に本格参入。同年9月に初のVRコンテンツである謎解き脱出ゲーム「サラと毒蛇の王冠」を「東京ゲームショウ2015」に出展し、好評を博した。同年11月にはVR開発専門スタジオ「GREE VR Studio」を設立。スマートフォンアプリ「シドニーとあやつり王の墓」をリリースした。今年5月10日にはVR業界の第一線で活躍する日本内外のプレーヤーをゲストに迎えたカンファレンス「Japan VR Summit(JVRS)」を東京で開催する予定だ。
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