ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

嘉泥、港湾物流を第2の核心事業に


ニュース 運輸 作成日:2008年3月21日_記事番号:T00006257

嘉泥、港湾物流を第2の核心事業に

 
 嘉新水泥(嘉新セメント)の魏雲孫協理は、「台北、高雄、台中など各港の倉庫、物流、積み降ろし業務を連結させ、セメント業に続く、もう一つの核心事業としたい」と語り、経営の多角化を進める考えを示した。同社は先ごろ、基隆港西33号埠頭(ふとう)背後地を入札で獲得し、同地に保管および荷捌(さば)き施設の建設を予定している。21日付工商時報が報じた。

 また嘉泥は昨年、台北港第1バラ積み貨物センター東13、14、15号の埠頭および背後地の借り受けと、20億台湾元(約64億円)で16号の埠頭および背後地に施設を建設し、石炭および砂利の積み降ろし業務を行うことで、基隆港務局と契約している。2009年に業務を開始する計画だ。

 嘉泥は過去5年、セメントの域内販売量は年に約120万トン前後となっている。同社は台湾に生産拠点を持たず、主に台湾水泥(台湾セメント)および亜洲水泥(アジアセメント)向けに出荷調整のための販売を行っている。また中国の京陽セメント工場も昨年台泥中国と合併している。