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優盛医学、ジョンソン&ジョンソンの血圧計受注


ニュース その他製造 作成日:2008年3月21日_記事番号:T00006265

優盛医学、ジョンソン&ジョンソンの血圧計受注

 
 優盛医学科技(ロスマックス)は近く、米ジョンソン・エンド・ジョンソンから血圧計の生産を受注し、今年7~9月期にも中国市場で販売される見通しだ。ジョンソン・エンド・ジョンソンは中国の血糖計市場で50%を超えるシェアを握っており、長期的に血圧計も高い収益性が見込めそうだ。21日付経済日報が伝えた。

 優盛医学は来月にも血圧計の受託生産契約を結び、当初は3万台を出荷する。ジョンソン・エンド・ジョンソンは優盛医学が現在生産している血圧計から需要に見合ったモデルを選択する見通しで、早期に受託生産を開始できそうだ。

 優盛医学は血圧計の受託生産が主力で、昨年は401万台を出荷した。一方で自社ブランドの血圧計を昨年から中国市場に投入し、15万台を売り上げた。年末に中国江蘇省の現地工場が完成する予定で、ジョンソン・エンド・ジョンソンからの継続受注に期待している。既存の上海工場では年400万台の血圧計を生産しているが、江蘇工場では年1,000万台の生産を目指す。

 優盛医学は20日、台北市の内湖工場の拡張に1億7,000万台湾元(約5億5,000万円)を投資する方針を明らかにした。呼吸治療器の部品を5月から生産する計画。