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環亜百貨大楼、勤美集団が10階分を買収


ニュース 建設 作成日:2008年3月21日_記事番号:T00006267

環亜百貨大楼、勤美集団が10階分を買収


金属部品大手の勤美集団(CMP)傘下の建設会社、璞真建設は20日、台北市の南京東路と敦化北路の交差点にある商業ビル「環亜百貨大楼」の6階から15階を競売により取得したと発表した。取得額は37億1,680万台湾元(約120億7,000万円)。これにより、勤美集団は3階から5階までを除くフロアの所有権を取得したことになり、同ビルの完全買収に一歩近付いた。21日付工商時報が伝えた。

 璞真建設は3年前に6~12階、14階を対象とする債権を30億元で取得し、同物件全体の取得を視野に入れていた。当面はリース形式で同物件を保有し、今後ビル全体の所有権を取得した上で、売却を目指すとみられる。今回の落札額は相場を下回る1坪当たり25万元で、将来的な売却では大きな収益が見込まれる。