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大同の経営権争い、外資が鍵か


ニュース 家電 作成日:2008年3月21日_記事番号:T00006269

大同の経営権争い、外資が鍵か


 大同公司の経営権争いで、外資がキャスチングボートを握る可能性が浮上し、先行きが不透明となってきた。

 21日付経済日報によると、同社をめぐっては林蔚山董事長派と中華映管の林鎮弘前董事長(大同の林蔚山董事長の弟)派による争いとなっているが、林鎮弘氏の勢力は外資の大株主と連携し、6月の役員改選で取締役ポストを狙う構えを見せているという。

 林蔚山董事長派は子会社の中華映管(CPT)に親会社の大同株を買い増しさせ、グループ内の株の持ち合いで難局を乗り切ろうとしているが、予断を許さない状況だ。

 林蔚山董事長派が大同大学や中華映管などの関係企業を合わせ20%の株式を保有しているのに対し、林鎮弘氏の勢力は既に15%の株式を取得したとされる。役員改選に向けた議決権移転は、2週間後に締め切られるため、両陣営による争いはさらに激しさを増しそうだ。