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国際貿易局、米消費低迷で輸出に影響懸念


ニュース その他分野 作成日:2008年3月23日_記事番号:T00006280

国際貿易局、米消費低迷で輸出に影響懸念

 
 経済部国際貿易局は21日、サブプライム問題の拡大による米国の消費低迷で中国の1~2月の対米輸出の伸び率が前年同期比0.4%まで落ち込んだことを受け、台湾の輸出にも間接的に影響が出るとの認識を示した。22日付工商時報が伝えた。

 中国の1~2月の輸出は、カナダ向けも7.0%、日本向けも8.3%の低成長にとどまった。トルコ、南アフリカ、ブラジルなどの開発途上国が中国製品に対し、反ダンピング調査に取り出したことも不安要因だ。

 国際貿易局の担当者は、「中国の輸出伸び率が大きい国で反ダンピング調査を受けており、輸出の先行きに懸念が生じている。中国は台湾の輸出先の30%を占め、中国の輸出が低迷すると台湾の輸出にも影響が出る」との認識を示した。