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国産実業、来年にも香港上場へ


ニュース その他製造 作成日:2008年3月23日_記事番号:T00006284

国産実業、来年にも香港上場へ


 中国でセメント、生コンクリートの上下流一貫生産を行う国産実業は21日、今後5年で中国で増産に向けた100億台湾元(約327億円)の追加投資を計画しており、資金調達のため来年にも香港で株式上場を目指す方針を明らかにした。22日付経済日報が伝えた。

 国産実業は既に、中国事業に40億元を投資しているが、純資産の40%という対中投資上限まで10億元しか余裕がなく、資本増強が不可欠な状況だ。

 同社の計画によれば、5年以内に生産能力をセメントで年1,000万トン、生コンで同1,400万立方メートルまで拡大する構えだ。福建省龍岩市のセメント工場は、現在の生産能力が同200万トンだが、年末をめどに2本目の生産ラインに着工し、2010年までに同400万トンの生産を目指す。また、湖南省でも生産能力同400万トンのセメント工場を7月に着工する。

 生コンの生産能力は台湾で同600万立方メートル、中国では同240万トンだが、5年以内に中台で生産ライン21本を増設する計画。