ニュース 建設 作成日:2016年3月14日_記事番号:T00062980
内政部に登録された不動産取引実勢価格をアップルハウスがまとめたところ、6直轄市の2015年住宅賃料はそれぞれ12年比6.9~16.3%上昇した。アップルハウスは、政府の住宅価格抑制策で購入希望者が様子見に転じたこと、若者が住宅を購入できないことで、賃貸が増えたと指摘した。12日付中国時報が報じた。
桃園市は16.3%上昇し、1坪当たり月額賃料は598台湾元(約2,100円)となった。賃料上昇の主因は▽14年12月の直轄市昇格▽桃園市国際空港の周辺開発▽今年開通予定の台北駅と桃園空港などを結ぶ台湾桃園国際機場捷運(桃園空港MRT)──など。
台北市の1坪当たり月額賃料は1,478元(12年比9.2%上昇)と、中南部の2倍以上だった。ほかは▽新北市、780元(7.9%上昇)▽台中市、654元(6.9%上昇)▽台南市、520元(9.9%上昇)▽高雄市、631元(11.3%上昇)──だった。
なお、2月消費者物価指数(CPI)の「家賃」は103.45ポイント(2011年=100ポイント)で14カ月連続で上昇し、過去最高を更新した。
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