ニュース 石油・化学 作成日:2016年3月14日_記事番号:T00062981
中国福建省の古雷半島での石油化学プラント建設計画について、亜洲聚合(アジア・ポリマー、APC)は11日の董事会で、中台の企業が合弁で設立する古雷聯合石油加工(予定)に対する出資額を、最大60億台湾元(約210億円)に引き上げることを決議した。古雷聯合石油加工(予定)の資本金は115億2,000万人民元(約2,030億円)になる見通しだ。14日付経済日報が報じた。
APC親会社の台湾聚合化学品(USI)も出資引き上げを検討している。一方、2014年2月に出資取りやめを決めた台橡(TSRC)、国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)に続き、先月、李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)も出資をやめるとの観測が出ている。
古雷石化プラント計画をめぐっては、国際原油価格低迷に加え、中台双方の関係者の不祥事が発覚し、着工が遅れている。ナフサ分解プラントの中国投資は認可から3年以内に実行しなければならず、来年1月に期限を迎える。現在調整を進めており、今年末から来年初めに着工、2019年上半期に稼働を開始する目標だ。
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