ニュース 機械 作成日:2016年3月14日_記事番号:T00062985
工作機械大手の東台精機(東台マシン&ツール)は11日、ベルギーの3D(3次元)プリント用ソフトウエア開発業者、マテリアライズ社および工業技術研究院(工研院)と金属積層製造(3Dプリント)用ソフトウエア開発に関する提携の覚書を交わした。東台精機は自社開発した金属3Dプリンター1号機を台湾創意金属に出荷する予定だ。12日付工商時報が報じた。
東台精機の厳瑞雄董事長(中)は、同社は金属粉末の設計、開発、製造関連の設備を全て提供できる台湾初のメーカーだと強調した(11日=中央社)
東台精機は3Dプリンターの航空宇宙、自動車、医療、金型といった産業への応用を好感しており、金属粉末のレーザー溶解、レーザークラッディングなどの分野に注力している。
なお工作機械産業全体に景気好転の兆しが見えない中、東台精機は現在、20億台湾元(約70億円)を超える受注を抱えており、航空機・部品大手の漢翔航空工業(AIDC)向け5軸横型複合加工機が4月中旬から6月末にかけて出荷される予定だ。今年の売上高は初の100億元突破に挑戦。さらに目標とする2020年の売上高200億元、業界で世界トップ20社入りに向けてまい進する。
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