ニュース 電子 作成日:2016年3月15日_記事番号:T00062993
今年、第5世代(5G)移動通信に関する国際規格制定に向けた動きが加速すると予測される中、台湾通信産業の標準規格制定と国際化を推進する業界団体、台湾資通産業標準協会(TAICS)は15日、5G商機獲得に向け、ボーダフォンやオレンジ、Tモバイルなど世界の大手通信キャリアが加盟する次世代モバイル規格の推進を目指す国際組織、NGMNアライアンス(本部・ドイツ)と提携同意書を交わした。同日付蘋果日報が報じた。
5G国際規格は今年、制定に向けた議論が進み、来年にはほぼ確定する見通しとなっており、日本では2020年に開催予定の東京五輪に合わせ、5G通信の導入を目指している。こうした中、台湾でも産官学が協力して5G国際規格制定への関与に意欲を示している。さらに経済部は先ごろ、20年時点で台湾は5G向け端末機器の最大の供給地となり、中核技術に関する知的財産権の4%を手中にする目標を表明した。
なおNGMNアライアンスは16~17日、台湾で世界的大手通信キャリアを集めた会員大会を開催する。
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