ニュース 公益 作成日:2016年3月15日_記事番号:T00063007
台湾電力(TPC)の第1原子力発電所(新北市石門区)2号機で10日、原子炉内の水位が異常上昇し、原子炉が緊急停止した事故で、内部調査の結果、発電所職員が電源切り替え作業時に誤って隣接するスイッチに触れ、冷却水が原子炉内に流れ込み過ぎたことが原因と判明した。15日付自由時報が伝えた。
TPCは問題の職員に月2万台湾元(約7万円)の減俸処分を下し、異動を命じた。担当幹部にも懲戒委員会で処分を下す方針だ。
問題のスイッチには、当番の主任2人の同意がなければ、操作できないとする注意書きが掲示されていた。
停止していた2号機は、行政院原子能(原子力)委員会による審査に合格し、14日午後7時ごろから稼働を再開した。稼働停止は10日から102時間に及んだ。
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