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南部地震の損害額、3社で150億元か【表】


ニュース 電子 作成日:2016年3月16日_記事番号:T00063015

南部地震の損害額、3社で150億元か【表】

 2月6日に発生した台湾南部地震での南部科学工業園区(南科)の工場の損害は台湾積体電路製造(TSMC)、群創光電(イノラックス)、聯華電子(UMC)の3社合計で150億台湾元(約520億円)近いとの鑑定結果が出たようだ。3社は15日、損害見込み額や保険金などの公表を避けた。業界では、生産ラインの損害の5割が自己負担になると予想されている。16日付経済日報が報じた。

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 各社の損害見込み額と、火災保険付帯地震保険の共同保険の幹事保険会社は、▽TSMC、70億元(富邦産物保険)▽イノラックス、40億元(富邦産険)▽UMC、30億元(明台産物保険)──で、自己負担はTSMCが1億米ドル、イノラックスとUMCは3億元とみられている。

 業界関係者によると、富邦産険の共同保険の引受割合は30%、明台産険は20%。保険会社は現在、最終的な保険金支払い額を算定中だ。