ニュース 電子 作成日:2016年3月16日_記事番号:T00063016
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)の鄭世杰董事長は15日、4K2Kテレビの普及が見込めるため、上海工場拡張計画で、液晶ディスプレイ(LCD)ドライバIC封止・検査などの生産能力を増強すると語った。2018年に上海工場のLCDドライバIC生産能力は全社の40%を占める見通しだ。16日付経済日報などが報じた。
同社は、ドライバIC生産能力は月9,200万個、金バンプ加工は年5万枚、微小電子機械システム(MEMS)は月6,200万個に増え、18年売上高2億米ドルをもたらすと予測した。上海工場拡張は自己資金のほか、銀行の協調融資(シンジケートローン)120億台湾元(約410億円)を充てる予定だ。
同社が同日発表した15年連結売上高は198億6,900万元で前年比9.7%減、純利益は22億3,000万元で32.6%減だった。鄭董事長は、業績は予想を下回ったが、大型液晶パネル向けドライバIC受注が回復しており、第2四半期は急増すると予測した。
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