ニュース 電子 作成日:2016年3月16日_記事番号:T00063023
行政院の鐘嘉徳・科技政務委員は15日、日本のソフトバンクグループと米携帯電話子会社のスプリントが、台湾の政府機関や企業と共同で第5世代(5G)移動通信の試験ネットワーク構築を計画していることを明らかにした。実現すれば台湾メーカーは世界の5G商機獲得に大きく前進することになる。16日付工商時報が報じた。
鐘・科技政務委員(左1)は「5Gはモノのインターネット(IoT)発展において最も重要な標準規格であり、台湾は後れを取ってはならない」と話した(工研院リリースより)
今回の計画には、経済部、工業技術研究院(工研院)、および聯発科技(メディアテック)、華碩電脳(ASUS)、宏達国際電子(HTC)、中華電信などを会員とし、台湾通信産業の標準規格制定と国際化を推進する業界団体、台湾資通産業標準協会(TAICS)が参加する見込みだ。
鐘・科技政務委員はまた、インテルも5Gで活用が期待されるミリ波(mmWave)関連技術において台湾メーカーとの協力を決めており、業界団体の台湾新世代無線通訊産業研発聯盟(WIT Club)が橋渡し役となって交渉を進めていると明らかにした。
このほか中国が昨年表明した5G推進プロジェクト「Open 5G」にも台湾メーカーが参画することが明らかとなっている。
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