大魯閣繊維（タロコテキスタイル）傘下、大魯閣開発の蔡明璋董事長は15日、高雄都市交通システム（ＭＲＴ）紅線の草衙駅近くに建設中の複合商業施設、大魯閣草衙道（タロコパーク）について、５月５日にプレオープン、同月９日に正式オープンするとの見通しを示した。16日付工商時報などが報じた。
大魯閣開発の郭大睿総経理によると、施設内のショッピングセンターには、▽２フロアを占め、売り場面積が200坪以上と「台湾最大」をうたうアップルストア▽韓国のファストファッションブランド「H:CONNECT（エイチコネクト）」が台湾で初めて開設する「H:Cafe」併設店舗▽米アパレルブランド「GUESS（ゲス）」の台湾再進出１号店──など220を超えるブランドが入居する予定だ。
蔡董事長はまた、高雄国際空港駅まで１駅のＭＲＴ草衙駅近くという立地条件の良さを生かし、中華航空（チャイナエアライン）と事前チェックインサービスの提供で協力するとの方針を明らかにした。またオープン後の売上高構成比についてはショッピングセンターが４割、日本の鈴鹿サーキットを模したゴーカート場など娯楽施設が３割、飲食店が３割となると語った。
