ニュース 政治 作成日:2016年3月16日_記事番号:T00063032
蔡英文政権で初代行政院長に就任する林全氏は現在務めている上場会社6社や損害保険会社の独立董事(社外取締役)、董事などを相次いで辞任する見通しで、年収は現在の2,000万台湾元(約6,900万円)以上から400万元前後に大幅ダウンする見通しだ。16日付中国時報が伝えた。
蔡英文次期総統(右)は、「林氏(左)は財政内閣および改革内閣を実現できる最適な人物だ」と太鼓判を押した(15日=中央社)
林氏は現在、和碩聯合科技(ペガトロン)、鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の独立董事、台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)、智擎生技製薬(ファーマエンジン)、美亜産物保険(AIG、南山人寿保険が買収)で董事を務めており、特にペガトロンからは1,500万元に迫る報酬を得ている。
林氏は年収の桁が1つ減るのは確実だが、その引き換えに台湾の行政トップに上り詰める。林氏が今後どのような活躍を見せるか注目される。
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