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行政院長に江丙坤氏か、経済政策で過去に手腕


ニュース 政治 作成日:2008年3月24日_記事番号:T00006304

行政院長に江丙坤氏か、経済政策で過去に手腕

 
 馬英九新政権の行政院長候補に注目が集まる中、23日の外国メディア向け記者会見に同席した国民党の江丙坤副主席が最有力候補としてささやかれている。馬次期総統は人選について具体的方向を示していないが、党内では経済部長を歴任し、実務経験が豊富な江氏に白羽の矢が立っている。しかし、江氏は75歳という高齢で、党内には反対論も根強いもようだ。

 24日付工商時報によると、馬次期総統の側近は江氏を中心とする組閣を否定こそしないが、新総統には刷新したイメージが必要だとして、江氏の起用に慎重論もあるという。

 江氏以外の人選としては、総統選で選対執行総幹事として「戦功」を上げた詹啓賢・前奇美医院院長(59)、任期の半分が経過した朱立倫桃園県長(46)らの名前も挙がっている。

 馬次期総統は会見で、「新内閣の具体的なリストは決まっていない。経済は選挙公約の主軸だが、必ずしも『経済内閣』を組むとは言っておらず、全方位的な政府をつくりたい」と強調した。