ニュース 石油・化学 作成日:2016年3月17日_記事番号:T00063045
17日付蘋果日報によると、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は今後、同社が生産する炭素繊維(カーボンファイバー)の航空・宇宙市場参入に向け、航空機・部品大手の漢翔航空工業(AIDC)と提携するとの観測が出ている。
観測について台塑の主管は「確かに漢翔との提携を計画している」と認めたものの、「単に川上、川下の関係にとどめるか、合弁会社を設立するかなど詳細は依然、検討中だ」と強調した。台塑は炭素繊維の航空・宇宙市場参入において漢翔の顧客網を活用したい意向とされる。
台塑では現在、年間8,750トンの炭素繊維生産が可能で生産能力としては世界8位の地位にあるが、実際の年産量は2,000~3,000トンで年間売上高は11億~16億台湾元(約38億~56億円)。主な出荷先は運動器材、自動車部品メーカーとなっている。
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