ニュース 金融 作成日:2016年3月17日_記事番号:T00063051
金融持ち株会社の富邦金融控股は16日、傘下の生保大手、富邦人寿保険を通じてオランダの大手保険会社、デルタ・ロイド社に追加出資することで基本合意書を交わしたと発表した。富邦人寿は今後、デルタ・ロイドの発行する新株を取得し、出資比率を現在の5.47%から15%に拡大。双方の関係を戦略パートナーに格上げする計画だ。富邦金にとって、海外での事業展開をアジアから欧州に拡大する上で大きな一歩となりそうだ。17日付経済日報が報じた。
富邦人寿は昨年3月、デルタ・ロイドに2億400万ユーロ(約260億円)を出資し、株式の5.47%を取得。しかし同社の株価は同年大幅に下落し、富邦人寿に損失を与えたことから富邦金はデルタ・ロイドに対し損失の補塡(ほてん)を要求していた。このため今回、富邦金が突然、追加出資を行い、資本提携を強化すると表明したことは市場で驚きをもって迎えられている。
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