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中台平和協議、馬次期総統「ミサイル撤去後」表明


ニュース 政治 作成日:2008年3月24日_記事番号:T00006306

中台平和協議、馬次期総統「ミサイル撤去後」表明

 
 馬英九次期総統は23日に開催した海外メディアに対する記者会見で、中台関係について、「『1992年の共通認識』に立ち返れば、主権問題はいったん保留することができる」と発言し、中国との対話再開に当たっては「一つの中国、それぞれの解釈」の立場に立ってに臨む考えを改めて示した。また、「経済と平和に関する協議は、『必要か不要か』の問題ではなく、『いつどのように進めるか』の問題だ」と語った上で、平和協議に当たっては、事前に中国に対し、台湾に向けられたミサイルの撤去を要求する考えを示した。

 馬次期総統はまた、「我々が協議するのは台湾の未来についてではなく、いかに両岸(中台)の敵対関係に終止符を打つかだ」と強調し、「(台湾は)香港やチベットとは違うということを北京の指導者ははっきりと認識すべきだ」と語った。