半導体大手、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ（ＡＭＤ）はこのほど、宏達国際電子（ＨＴＣ）やオキュラスなどバーチャルリアリティー（ＶＲ）対応のヘッドマウントディスプレイ（頭部装着ディスプレイ、ＨＭＤ）メーカーと提携して、ＶＲ対応ＧＰＵ（グラフィックスプロセッサー）の認定プログラムを開始すると発表した。21日付工商時報が報じた。
認定は「Radeon VR Ready Premium」と「Radeon VR Ready Creator」の２種類。ＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）メーカーなどは「HTC Vive」や「オキュラスリフト」対応の認定ＧＰＵを搭載していることを、消費者やＶＲコンテンツ制作者にアピールできる。
ＡＭＤの推計によると、同社のＶＲ対応ＧＰＵ市場シェアは83%。世界数百万世帯のＶＲ対応ゲーム機に搭載されているという。
