ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年3月21日_記事番号:T00063097
台塑集団(台湾プラスチックグループ)はベトナム・ハティン省の大型製鉄所の建設が完工に近づいており、6月26日に高炉の火入れを行う予定だ。台湾企業にとって初の海外での大型製鉄所で、東南アジアで最大の一貫製鉄所となる。21日付経済日報が報じた。
ハティン省の大型製鉄所を運営するフォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)の陳源成董事長は、第1高炉の火入れに続き、第2高炉が稼働する来年には東南アジア諸国連合(ASEAN)自由貿易地域(AFTA)への重要なサプライヤーとなると表明した。第1期の投資額は100億米ドル、高炉2基で鋼片の年産能力は710万トン。
同大型製鉄所の面積は3,000ヘクタール余りで中国鋼鉄(CSC)の5倍。高炉6基の設置を予定しており、年産能力は1基当たり約350万トン、合計では2,200万トン。3,000万トン以上に拡充した場合、生産能力は世界最大となる。
なお同製鉄所の主な株主構成は、▽台塑集団、出資比率70%▽CSC、25%▽JFAスチール、5%──。
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