ニュース 運輸 作成日:2016年3月21日_記事番号:T00063105
台湾高速鉄路(高鉄)は18日、臨時株主総会を開き、株式上場計画を承認した。2カ月以内に上場を申請し、早ければ今年第3四半期にも上場を目指す。難航した高鉄の経営再建は株式上場で節目を迎えることになる。19日付聯合報が伝えた。
上場計画によると、高鉄は新株2,300万株を発行し、2億台湾元(約6億9,000万円)以上を調達する。ただ、高鉄の現在の資本金560億元に比べると、新株の発行規模は小さい。
株式上場に先立ち、高鉄は昨年12月、6割減資に続き、300億元の増資を完了し、累積損失を解消。政府系株主の出資比率が64%まで上昇していた。増資の結果、高鉄の1株当たり純資産は10元を超え、興櫃市場(未公開株取引市場)での株価は18日時点で13.52元まで上昇した。
高鉄の劉文亮広報は「昨年の増資で財務状況が大幅に改善し、昨年末の3駅開業で乗客も過去最高に達した。株式上場で株式の流通性が高まれば、資本市場での資金調達にも有利だ」と指摘した。
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