ニュース 公益 作成日:2016年3月21日_記事番号:T00063111
台湾電力(TPC)の第3原子力発電所(屏東県恒春鎮)2号機で16日に放射能汚染水漏れの疑いが発生し、17日午後8時から運転を停止して点検し、18日昼過ぎに運転を再開した。これを受け、屏東県政府環境保護局(環保局)の魯台営局長らが18日、緊急の立入検査を行い、自主的に運転を停止した場合、行政院原子能委員会(原能会)の許可なく運転を再開できることに不満を表明し、放射能測定記録など報告書の提出を求めた。19日付自由時報が報じた。
屏東県環保局の魯局長(右1)は、作業員の放射能防護措置の徹底も求めた(18日=中央社)
第3原発によると、原子炉内の放射能濃度は当時、従来の10分の1から3分の1に高まっており、全面検査を実施したところ、格納容器の漏えいは正常値が1分当たり0.08ガロンだが、0.13ガロンと異常を測定した。運転を17時間停止して点検したところ、流量計のバルブが古くてしっかり閉まっていなかったことが原因だった。
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