ニュース 建設 作成日:2016年3月22日_記事番号:T00063126
不動産仲介大手、住商不動産は21日、バーチャルリアリティー(VR)機器を使った、物件の見学サービスを始めると発表した。VRによる空間デザインサービス業者、iStaging数位宅粧との提携で展開する。VR機器4,000台を購入して台湾全土の7割のマネジャーに配備し、4月末にはすべて稼働させる計画だ。22日付工商時報が報じた。
顧客はVRを利用することで興味のある物件に足を運ぶ必要がなくなり、時間を節約でき、一度に多くの物件を見学できる。同社は、見学時間の短縮による販売への好影響にも期待感を寄せている。
住商不動産によると、不動産市場の不振によって、昨年から現在まで台湾全土の不動産仲介業者は約1割減少し、各店舗の人員も平均15%減少した。土壌液状化マップの公表という新たな悪材料も生じた中、同社ではVR導入による差別化が顧客の関心を呼ぶことを期待している。
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