ニュース 商業・サービス 作成日:2016年3月22日_記事番号:T00063127
コンビニエンスストア大手の萊爾富(ハイライフ)はこのほど、産業用コンピューター大手、研華科技(アドバンテック)の協力を受けて「智慧城市展(スマートシティーエキスポ)」(22~25日)が開催される台北世界貿易センター南港展覧館内の店舗を、ビッグデータを活用して顧客の消費行動を即座に把握できる「スマートストア」へと転換した。22日付経済日報が報じた。
アドバンテックによると、ハイライフ南港展覧館店では4基の魚眼レンズ搭載カメラを通じて顧客の数、動線、興味が持たれた商品、顧客が商品の前で立ち止まった時間などのデータが収集でき、これを分析することで動線や商品陳列の最適化が可能になるという。
また同店には二酸化炭素(CO2)やPM2.5(微小粒子状物質)濃度など店内環境に関するデータを計測するシステムも設置している。将来的には計測データに応じて空調装置を自動調節できるようになる見通しで、台湾全土の店舗に導入すれば大きな節電効果が期待できそうだ。
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