ニュース 金融 作成日:2016年3月22日_記事番号:T00063128
火災保険契約で再び値引き競争が過熱する傾向を見せる中、金融監督管理委員会(金管会)は21日、大口の法人火災保険契約で関連規定違反があった国泰世紀産物保険、台湾産物保険の2社にそれぞれ120万台湾元(約410万円)の罰金処分を下すとともに、問題となった火災保険商品の販売停止を命じた。22日付工商時報が伝えた。
2社は改めて適正料率で契約を結んだため、業績への影響はない見通しだ。
金管会は4月末までに処罰強化に向けた新法案を明らかにする。金管会の王儷玲主任委員は「新法施行後に任意抽出で検査を行い、値引き競争が指摘された場合には業務停止とする」と述べた。抑止力となる厳しい罰則を設け、値引き競争の再燃を防ぐ狙いがある。罰金は90万~450万元で、必要に応じ、保険法149条を適用し、3~6カ月の業務停止処分を下す。
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