ニュース 運輸 作成日:2016年3月22日_記事番号:T00063131
台湾鉄路(台鉄)は21日、サンリオの「ハローキティ」をラッピングした特急「太魯閣(タロコ)号」の運行を開始した。車内や備品にもハローキティのイラストが描かれ、ハローキティがプリントされた座席のヘッドレストカバーを無断で持ち帰る乗客が相次いだ。22日付中国時報などが報じた。
台鉄は乗客の責任を追及しない方針だが、モラルを持ってほしいと呼び掛けた(21日=中央社)
第1便は抽選に当たった乗客204人を乗せて樹林駅(新北市)を出発したが、終点の台東駅到着後、車内376席のうち150席のヘッドレストカバーがなくなっていた。事前に用意していた120枚を補充し折り返したが、樹林駅到着後に再び168枚が乗客に持っていかれた。カバー1枚当たりのコストは50台湾元(約170円)で、台鉄の損失は1万6,400元に上った。
ハローキティのラッピング列車は台鉄、サンリオ、長栄航空(エバー航空)の提携で実現。台鉄はラッピング列車を25日に樹林~知本駅(台東市)、27日に樹林~玉里駅(花蓮県)でそれぞれ1往復運行する。4月21日以降は土日に樹林~知本駅を1往復運行する。
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