ニュース 政治 作成日:2016年3月22日_記事番号:T00063135
5月に発足する民進党政権で設置される年金改革委員会の主任委員に陳建仁次期副総統が就任する見通しとなった。22日付聯合報が伝えた。
陳次期副総統(左)と伍考試院長(右)。1年以内に立法院に改正案を提出する目標だ(21日=中央社)
陳次期副総統は21日、伍錦霖考試院長を訪ね、年金改革問題について意見交換。会談に同席した林万億氏(行政院政務委員に内定)が陳次期副総統の年金改革委主任委員就任を明らかにした。
年金改革委は退職金受給年齢の引き上げ、所得代替率の合理的引き下げ、軍人・公務員・教員に対する金利18%の優遇預金見直し、平均賃金の計算方法見直しなどについて検討を行う構えとされる。中でも国民党政権下で既得権として維持されてきた「18%預金」の見直しには強い抵抗も予想される。
林氏は「改革の目的はさまざまな職業の国民が経済的安全を保障される前提の下で、尊厳あるリタイア生活を送る一方、年金制度が次の世代の負担にならないようにすることだ」と強調した。
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