ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

第3ナフサ分解プラント設備更新、環境評価を再開へ


ニュース 石油・化学 作成日:2008年3月24日_記事番号:T00006315

第3ナフサ分解プラント設備更新、環境評価を再開へ

 
 経済部関係者は23日、台湾中油の第3ナフサ分解プラント(通称三軽、高雄県林園郷)の設備更新計画に対する環境影響評価が4月にも再開することを明らかにした。第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)の移転計画についても、5月の馬英九次期総統就任までには結論が出る見通しだ。24日付経済日報が伝えた。
T000063151

 
 行政院環境保護署は4月中にも第3ナフサプラントの設備更新計画に関する第3回環境評価を行う予定で、台湾中油は環境影響評価を通過次第、着工する構えだ。第3ナフサプラントの設備更新は大杜、仁武など高雄県内の石油化学関連企業で400億台湾元(1,322億円)余りの投資を誘発すると見込まれる。当初計画では昨年3~4月に着工、2012年の完成を見込んでいたが、環境影響評価が進まず計画に遅れが出ていた。

 第5ナフサプラント をめぐっては、高雄市小港区の南星埋立地が移転先の最有力候補だが、高雄市政府が同意していない上、馬英九次期総統が選挙公約で南星埋立地を「生態園区(エコパーク)」とする方針を掲げていることから先行きが危ぶまれている。