ニュース 建設 作成日:2016年3月23日_記事番号:T00063155
不動産仲介業者によると、最近台北市西門町エリアの、漢中街と蛾眉街の四つ角に面する2階建ての1棟タイプの商業物件が、総額3億台湾元で売買された。1坪当たり換算では2,608万元(約9,000万円)で、台湾不動産市場の過去最高額となった。23日付工商時報などが報じた。
同物件は土地面積11.5坪、築約70年の建物の面積41.33坪で、建物は古いため価値はない。売却したのは商業不動産賃貸の全銓租賃(hhリーシング&ファイナンシャル)で、日式レストラン「森田屋」に月50万元で賃貸していた。売却利益は1億1,000万元に上る。
1棟タイプの物件の従来の1坪当たり過去最高取引額は、同じ西門町エリアの西寧南路での1,578万元で、今回はこれを大幅に上回り、不動産市場が冷え込む中でも、観光客が多く訪れる西門町エリアは依然投資家の目を引くことがうかがえる。台湾房屋研究智庫の張旭嵐広報担当は、西門町エリアでの店舗物件の売り出しは少ない上、2%以上の投資報酬率が見込めることを今回高値の取引が成立した理由として挙げた。
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