ニュース 金融 作成日:2016年3月23日_記事番号:T00063157
金融監督管理委員会(金管会)は22日、台湾バークレイズ・キャピタル証券の解散申請を承認した。4月22日に営業を終了する。バークレイズ証券事業の台湾撤退は2度目、外資系証券会社の台湾撤退は数年ぶりとなる。23日付経済日報が報じた。
金管会は、台湾バークレイズ・キャピタル証券の解散は、欧米の主要業務に注力し、アジア業務を縮小するバークレイズの経営再建策の一環と指摘した。同社は契約解除規定に従い顧客に書面で通知したほか、労働法規に従い対処し、従業員と投資家の権益を守ると説明した。
金管会によると、バークレイズは1996年に台湾でバークレイズ証券を設立したが、98年に営業譲渡。11年に台湾バークレイズ・キャピタル証券を設立して台湾市場に復帰していた。昨年はブローカー業務シェアが0.43%で、外資系証券会社17社のうち13位、純損失は1億7,000万台湾元(約6億円)だった。
金管会証券期貨局の張麗真副局長によると、バークレイズはアジア太平洋市場で中国・香港事業のみを残し、韓国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、オーストラリアなどからも撤退する。
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