ニュース 電子 作成日:2016年3月24日_記事番号:T00063170
アップルがこのほど発表した4インチのスマートフォン新機種「iPhone SE」についてスペック、設計、価格の各面で好評、不評両方の意見が出ているが、サプライチェーンの間では、多くの部品が旗艦機種iPhone6sと重複するため、在庫圧力を軽減する上、次世代機種「iPhone7」発売まで需要を維持する効果があると歓迎の声が上がっている。24日付電子時報などが報じた。
サプライヤーは、iPhone6sの売れ行きが予想を下回っていることからアップルはiPhone SEの発売を決定したと指摘した。設計に目新しさはないものの、ある程度の販売台数を確保できれば、9月に見込まれるiPhone7発売まで、特に3~6月の非需要期の苦しみを和らげるとの見方を示した。
アップルはiPhone SEの投入により、片手で扱える4インチスマホに対する市場の反応を測り、5インチ以上が主流となっている欧米および新興市場でニーズを掘り起こす考えとされる。ただ需要が予想を下回った場合、値下げで販売促進を図ると予想され、在庫圧力が再び高まることはないとみられている。
アップルは23日、台湾の通信キャリア大手5社とiPhone SEの台湾発売に関する協議を行い、正式な発売日を4月7日に決定したと伝えられている。台湾アップルは3月29日から予約受付を開始するとしている。
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