ニュース 建設 作成日:2016年3月24日_記事番号:T00063176
頂新国際集団はこのほど、台北市敦化南路のオフィスビル「中華票券金融総部大楼」を、ばら積み貨物専門の海運業者、慧洋海運(ウィズダム・マリーン)に売却した。成約価格は非公表だが、2011年の売却入札での頂新による落札額46億3,000万台湾元(約160億円)並みとみられ、年初来で最大規模の商用不動産売買案件となったもようだ。慧洋海運は一部フロアを本部として使用するとみられる。24日付経済日報が伝えた。
頂新集団は当初、同ビルを高級住宅に改築する予定だったが、不動産市場の低迷を受け、計画を断念した。慧洋海運も将来的には同ビルを解体の上、新たにオフィスビルを建設する構想を描いているもようだ。
慧洋海運は中華票券ビルを、傘下の投資会社、百世多麗を通じて取得した。百世多麗は不動産市場では無名の存在だが、藍俊昇董事長は澎湖県の政治家ファミリー出身。父親の藍丁貴氏は澎湖県議会議長を歴任した。
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