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リアルテックがC−メディア株を処分、提携に異変か


ニュース 電子 作成日:2008年3月24日_記事番号:T00006318

リアルテックがC−メディア株を処分、提携に異変か

 
 瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)は傘下の鴻威創投が保有する驊訊電子(C-メディア・エレクトロニクス)株式の処分を公告した。処分後、リアルテックと鴻威の保有する驊訊株はそれぞれ、11.5%、1.18%となり、両社のサウンドICにおける提携に異変が起きたのではないかと業界の注目を集めている。処分するのは計1,943株で処分利益は1億9,500万台湾元(約6億3,770万円)。24日付工商時報が報じた。

 リアルテックとC-メディアはサウンドIC分野で長期的な提携関係にあり、またC-メディアの経営はリアルテックとの連動性が高い。もともとリアルテックと鴻威でC-メディア株の16~17%を保有しており、董事2席を占めている。

 リアルテックが毎月納めるライセンス料のうち、C-メディアへの支払い分が35~50%を占め、C-メディアの業績に大きく貢献している。しかし、サウンドIC関連の類似の技術は米ドルビーラボラトリーズを始め、海外メーカーも所有している。