ニュース 金融 作成日:2016年3月24日_記事番号:T00063182
金融監督管理委員会(金管会)は今週、玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)の東京支店設立を認可した。台湾の銀行6行目の東京支店となる。玉山金融控股(Eサン・フィナンシャル・ホールディング)は、日本の管轄機関への申請から支店設立まで約1年かかるため、開業は早くても来年の見通しで、日本市場での業務に注力するのはそれ以降になるとの見方を示した。24日付工商時報が報じた。
玉山金の黄男州総経理は、玉山銀は現在アジア6カ国・地域に21の拠点を持つと説明。ヤンゴン支店、シドニー支店を今年上半期に設立し、11支店を持つカンボジアには下半期に2~3支店新設するとの見通しを示した。また、インドネシア、フィリピン市場も成長が期待できると見込んでいるが、両国の規制は比較的厳しいので、買収機会を模索していると明らかにした。
玉山銀の黄総経理は、先ごろ実施した中国・深圳市の既存分行(地域本部)の子行(現地法人)化について、同子行は香港支店と中台プラットフォームの整備に取り組むほか、東南アジアのカンボジア子行、シンガポール支店、ベトナム・ドンナイ支店、ヤンゴン支店と連携して越境金融サービスを提供すると説明した。
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