ニュース 政治 作成日:2016年3月24日_記事番号:T00063188
中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳徳銘会長は23日、「大陸(中国)は一貫して台湾に善意を示している。ただ、それらはすべて『1992年の共通認識(92共識)』が前提になっていた」と語った。蔡英文次期総統が中国時報のインタビューで、総統就任前の現段階において中国が善意を示すことを期待すると述べたことへの反論だ。蔡氏の求める「善意」は中国側が政治的前提を取り払うこととみられるため、双方が依然平行線のままの現状が浮き彫りになった。24日付聯合報が報じた。
陳会長はまた、「中国は台湾の政権が交代するからといって、立場や政策を変更することはない」と従来の主張を繰り返しつつ、「われわれは相手側(蔡新政権)の回答を得ておらず、静かに待っている状況だ」と述べ、中台の対話には蔡次期総統側にこそ何らかの表明が必要との認識を示した。
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